内容説明
糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの量や働きが不足し、血液中の糖(血糖)の濃度が高くなる病気です。血糖が高い状態が長く続くと、糖尿病に特有な合併症が眼、腎、神経にみられるようになります。また心筋梗塞などの心血管障害の頻度は早期から高くなります。健康な人と同じくらいの血糖にコントロールを行っていけば、合併症を防ぐことができます。そのためには、食事療法、運動療法を基本とした日常生活の自己管理が糖尿病の治療にとって最も重要です。本リーフレットには、日常生活を改善しながら栄養療法ができるポイントを分かりやすく指示してあります。病態ごとにクイズ形式にしたり、チャートにしたり、患者さんが楽しみながら栄養の知識を身に着けられるよう工夫してあります。
著者等紹介
河原和枝[カワハラカズエ]
川崎医療福祉大学臨床栄養学科助教授、川崎医科大学附属病院栄養部長
加来浩平[カクコウヘイ]
川崎医科大学内科学教授
新田早美[ニッタハヤミ]
川崎医科大学附属病院栄養部管理栄養士
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