21世紀の健康づくり10の提言―社会環境と健康問題

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  • サイズ B5判/ページ数 267p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784890414932
  • NDC分類 498
  • Cコード C3036

内容説明

本書は、WHOがヨーロッパで推進している「健康都市政策」に連動したテキスト。職場でのストレス、失業、社会的支援、貧困といった社会、経済的項目から身近な喫煙、食などの健康問題まで10テーマから健康の社会的決定要因と健康なまちづくりの処方箋を提示する。

目次

1 はじめに
2 社会組織とストレスと健康
3 人生の早期(小児期)
4 生活史、社会格差と健康
5 高失業率経済における生活:健康影響への理解
6 職域における心理社会的環境と健康
7 交通事情と健康
8 社会的支援と社会的連携
9 食は政治的な課題である
10 貧困、社会的排除および社会的弱者
11 個人的保健行動の社会的パターン:喫煙の場合
12 まとめ:繁栄、再分配、健康そして福祉

著者等紹介

マーモット,マイケル[マーモット,マイケル][Marmot,Michael]
ロンドン大学ユニバーシティカレッジ健康と社会に関する国際センター疫学・公衆衛生学教授

ウィルキンソン,リチャード・G.[ウィルキンソン,リチャードG.][Wilkinson,Richard G.]
サセックス大学トラフォード医学研究センター

西三郎[ニシサブロウ]
昭和34年千葉大学大学院公衆衛生学専攻卒・医学博士。昭和34年国立公衆衛生院(現在の国立保健科学院)勤務、昭和60年衛生行政学部長・教授にて退職。昭和60年東京都立大学教授、人文学部社会福祉行政論講座兼大学院担当。平成5年愛知みずほ大学教授、人間科学部長。平成11年東海大学教授、健康科学部社会福祉学科兼大学院担当。平成13年同学定年退職後、株式会社ヘルスケア総合政策研究所理事長。平成2年財団法人医療科学研究所理事となり現理事。海外研究歴昭和45年世界保健機関短期調査研究員:連合王国ほか

鏡森定信[カガミモリサダノブ]
昭和43年金沢大学医学部卒業。同学医学部公衆衛生学教室勤務を経て、昭和55年より富山医科薬科大学保健医学教室に勤務。昭和61年より富山医科薬科大学保健医学講座教授。昭和52年~54年連合王国へ研究留学、爾来ロンドン大学マーモット教授(当時講師)とともに、食塩摂取と高血圧に関する国際研究(INTERSALT STUDY)やロンドンの公務員の職域の心理社会的ストレスに関する研究(Whitehall study)などとの国際共同研究に参加。日本衛生学会評議員、日本循環器疾患研究管理協議会監事、日本公衆衛生学会評議員、日本疫学会評議員。予防医学の観点で長寿時代の「地域における健康・福祉増進」についての調査研究に取り組む
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