- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 医学一般
- > 医療経営・管理・施設
内容説明
一九五五年頃より最近までのアメリカにおける「医師‐患者関係」を、著者なりにまとめたものを骨子として、最近の我が国における日常診療現場における「医師と患者サイドのあらわな実態」をも併せ、内外の情報を集約させて述べた一冊。
目次
第1章 最近の多発する医療事故・過誤の検証と今日的課題(医療問題は、国民注視の的!;いま、まさに医療危機の到来 ほか)
第2章 病医院管理職の二三カ条(「無病息災」から「多病共生」の時代へ;患者さんは医療側をどう見ているか? ほか)
第3章 ドクターの二四カ条(医師・患者関係類型化の三原則;法律・規制に包囲される医療従事者 ほか)
第4章 コ・メディカル/コ・ワーカーへの三八カ条(医療現場は出会いの場;守ってほしいエチケット一〇カ条 ほか)
著者等紹介
浅井賢[アサイマサル]
1928年京都生れ。1953年大阪医科大学卒業。1958年医学博士授与される。1958~1964年「諸外国における婦人の保護厚生ならびに売春の規制」について、北米、中米、南米、東南アジア、中近東諸国の調査に従事。1968年西宮市明和病院産婦人科医長。1972年西宮市・浅井産婦人科クリニック開設(2000.1.閉院)。1979年兵庫県産科婦人科学会より学会賞を授与される。1983年アメリカにおける医事紛争の実態、アメリカの医療現場における医師・患者関係(とくに、informed consentについて)、アメリカ医師会の医道倫理指針や各会員に対する生涯継続研修の指導状況・実態、周産期医学、救急医療の現状などについて、アメリカ保健省、アメリカ医師会、スタンフォード大学NICU.、ハーバード大学リスク管理財団、サンフランシスコ公衆衛生局などを調査のため渡米。1985年日本救急医学会認定医として認定される。1987年アメリカにおける医療の現状について、アメリカ医師会、オハイオ州立大学、N.Y.ヘルスネット社、N.Y.Jewish home hospital for aged.などの調査のため再渡米。1987・92・97年日本産科婦人科学会認定医。所属学会は日本産科婦人科学会、日本化学療法学会、日本新生児学会、日本医事法学会、日本救急医学会、日本受精着床学会、日本臨床麻酔学会、日本生命倫理学会、日本医学哲学・論理学会。現在、兵庫県産科婦人科学会学術委員、西宮市産婦人科医会名誉会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。