出版社内容情報
2001年1月6日に「厚生省」と「労働省」が統合されて誕生した『構成労働省』。
第一線の新聞記者として長年にわたり社会保障の動向を見続け、発言をしてきた著者が、
厚生労働省が抱える課題・問題点を明らかにし、未来への提言を行う!
内容説明
2001年1月6日に誕生した厚生労働省の21世紀の課題と将来への提言を示す。「厚生労働省幹部名簿」を収録。
目次
第1章 厚生労働省の誕生(多難な厚生労働省の船出;高齢者の世紀;世代間の連帯ベストミックス)
第2章 社会保障 カオスからの脱却(カオスの構図;社会保障制度審議会;有識者会議 ほか)
第3章 新世紀の課題と挑戦(高齢者医療制度の創設;女性と年金改革;定年延長・破壊 ほか)
第4章 社会保障の処方箋と提言(社会保障のグランド・デザイン)
付録 厚生労働省幹部名簿
著者等紹介
水巻中正[ミズマキチュウセイ]
兵庫県西宮市出身。1966年同志社大学経済学部卒業、読売新聞社(東京本社)に入社。地方部青森支局、社会部、解説部を経て、2000年3月より社会保障部長。社会部時代に「医療をどうする」のキャンペーンで新聞協会賞(企画部門)を受賞。解説面で長期連載した「超高齢時代」の総括デスク、「人生回廊」面の編集長を務め、現在「安心の設計」面の編集責任者。日本ペンクラブ会員。国際医療福祉大学客員教授。「医療福祉チャンネル774」を放映中の株式会社医療福祉総合研究所取締役(非常勤)。著書に『崩壊する薬王国』(風涛社)、『くすりの文明誌』(かんき出版)、『厚生省研究』(行研)。共著に『どうする日本の医療』『日本医師会』(保健同人社)、『脳死と臓器移植』(読売新聞社)、『激動する医療』(国際商業出版)、『超高齢時代』1・2・3(日本医療企画)、『人生回廊』(中央公論新社)など
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