内容説明
本書は、やがて到来する危機的状態を計画的に回避する前提条件として科学の土台になってきた形態学の原理を解明し、科学と呼ばれる諸学が複合的に関わっている社会的状況を総合的に認識できるようにするために纏めたものです。
目次
第1章 文学から科学へ(形態学の原理;空間と時間の相対性 ほか)
第2章 物のデザインから思想のデザインへ(欲望と価値の相対性;物質と精神の相対性 ほか)
第3章 弁証法論から物証法論へ(物証法;物証法の変遷 ほか)
第4章 絶対的な時代から相対的な時代へ(二一世紀の序章;自由と統制の相対性 ほか)