出版社内容情報
不可解だから面白い。そんな聖書の謎を学生に人気のある著者が"興味本位"で解説する。読めば目からウロコの、旧約新約両書がわかる№1
内容説明
聖書は史上最大のミステリーだ!なぜ使徒は12人なのか?死海文書とは何か?イエスとは何ものか?旧約と新約がここまでわかりやすくなった。
目次
序章 聖書は史上最大のミステリー
第1章 すべては「光あれ」から始まった
第2章 わが子を犠牲にしたアブラハムの契約
第3章 モーセの十戒と罪の女たち
第4章 イザヤの預言と死海文書の謎
第5章 四つの福音書とバプテスマのヨハネ
第6章 イエスはなぜ洗礼を受けたのか
第7章 ペテロの愚直さの上に教会が建つ
第8章 個性豊かな十二人の使徒たち
第9章 民族主義者と娼婦をめぐる謎
第10章 犠牲の小羊による新たな契約
第11章 最後の晩餐とイエスの愛した弟子
第12章 十字架上の死と復活
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百年の積読
2
旧約・新約の両方の要諦を、ユダヤとその周辺の歴史的背景を踏まえて面白く楽しく読める。聖書とはどういう書物なのかを非信仰者の視点から学ぶという意味ではとても良かった。だが、一方では非常にいい加減な本でもある。あとがきにもあるように、本書の聖書解釈は、様々な学説や仮説をかき集めたもので著者のオリジナルではないようなのだが、その出典は一切明記されておらず、また、それらの説がどれほど信頼できるものなのか、というのももちろん分からない。だから眉に唾を付けて読むのが適当なような本ではある。61頁と85頁を地図が便利。2024/12/10
doradorapoteti
2
三田誠広はこういうの得意だけど、小説が…2010/10/23
ひろみ星☆
1
何が書かれているか丁寧に掘り下げて読むことの楽しさを学びました。聖書が読みたくなって、図書館から借りましたが、2週間そこらで読みきれるものではなく、現在購入考え中です。分かりやすい文章で、上から目線じゃない、作者の姿勢が好きです。2011/10/16
GP-02
1
これを読んでおいたので、福音書、創世記をそれなりにスラスラ読むことができたと思う。2010/11/03