内容説明
飲む、打つ、見る、人気スポーツライターが描く軽妙にして、芳醇な世界。スペイン、イギリス、フランス、ドイツ、中東、中央アジア…、魂が震える最高の瞬間を求めて、全世界を旅した人気スポーツライターが見て、聞いて、味わった悦楽のひと時、ほろ苦い思い出。心がじんわりするシリーズ完結篇!
目次
1 エッセイ(ラテン蹴球紀行―スペイン自由と伝統の息づく国;スペイン弱小チーム探訪―ログロニェス求む、日本人選手 ほか)
2 レポート(’95‐’96UEFAカップ準決勝バルセロナVSバイエルン―皇帝の前に再び;緊急レポート―前園真聖才能は海を越えて ほか)
3 再現レポート(’74西ドイツW杯準決勝オランダVSブラジル―ヴェストファーレンの戦争;’72欧州選手権準決勝ベルギーVS西ドイツ―静かなる暗闇のナイフ ほか)
4 スペシャル・トーク・戸塚啓×中西哲生―カネコタツヒトの人物像に迫る
著者等紹介
金子達仁[カネコタツヒト]
1986年1月26日、神奈川県横浜市生まれ。法政大学社会学部卒業後、日本スポーツ企画出版社に入社。『スマッシュ』『サッカーダイジェスト』編集部勤務を経て、95年フリーに、スペイン・バルセロナにて執筆活動中の97年、『Number』に掲載された「叫び」「断層」によりミズノ・スポーツライター賞を受賞、同年帰国。主な著書に「28年目のハーフタイム」「いつかどこかで」(文芸春秋)「決戦前夜」(新潮社)「惨敗 二〇〇二年への序曲」(幻冬舎)「21世紀を超える神々たち」(ぴあ)共著に「蹴球中毒」(文芸春秋)「魂の叫び」(幻冬舎)「予感日の丸を背負った男たちへ」(ザ・マサダ)
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