目次
1 世界了解の様式としての行動と意識(視覚認知の経路と世界了解の様式;行動とアフォーダンス;意識と表象)
2 認識論の転回契機としてのプロジェクション―認知科学からの問題提起(プロジェクションとバックプロジェクション;プロジェクション科学の射程―実投射・異投射・虚投射)
3 行動系における無意識的プロジェクション―イメージスキーマの原初的投射と文化的領域への隠喩的投射(イメージスキーマと隠喩的投射―認知意味論の展開;イメージスキーマの形成;隠喩的投射と意味形成)
4 意識系における高次のプロジェクション―表象としての因果律と前理解(表象としての因果律の時間;表象としての因果律の類型;表象としての前理解と自己投出(プロジェクション))
結語
著者等紹介
中井孝章[ナカイタカアキ]
1958年大阪府生まれ。現在、大阪市立大学生活科学研究科教授。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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