ダニエル・デロンダ〈２〉

エリオット，ジョージ【作】〈Ｅｌｉｏｔ，Ｇｅｏｒｇｅ〉/竹之内 明子【訳】

日本教育研究センター（1987/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 279p／高さ 19X14cm
• 商品コード 9784890260270
• NDC分類 933
• Cコード C1097

内容説明

１９世紀最大の女流作家、ジョージ・エリオット最後の長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[NAO]

一家の破産と後ろ暗い過去を持つグランコートとの結婚と、グェンドリンの周辺は何かときな臭い。一方、大金持ちの貴族に育てられたとはいえ素性が知れないダニエル･デロンダの人物像は、まったく掴めないままだ。遠いようで以外と近く、でも親密とはいえないグェンドリンとダニエル･デロンダは、この先どう関わり合っていくのだろうか。

2017/10/19

[Э0!P!]

突然の他人の思いつきで不幸に見舞われる人々の様子が強調される。なるべく現状の利害関係を大きく変えないようにと良心的なダニエルは苦慮するが、果たしてうまくいくのだろうか。

2023/10/16