内容説明
世間では「勝ち組」の連中が、好き放題にして、景気や環境を悪化させている。多くの「敗け組」は、争いを好まず、人や地域・地球にもやさしい暮らしを営んでいる。これからは勝つための政治や経済ではなく、負ける生き方で世の中を変え、未来を拓こう。
目次
第1章 人類は常に「過ち」で歴史をつくる(運転手がドアを開けるまでクルマから降りないのが「偉い人」;「罪を犯した」といって死刑を執行する ほか)
第2章 いまの日本の「政治」はここがおかしい(「弱者のため」といって消費税を上げようとする;「財政再建」といって借金を増やす? ほか)
第3章 社会の仕組みにもおかしいことがいっぱいだ(「スピードをだすな」といってスピードのでる車をつくる;汗をかかない人が、省エネルック。汗をかく人は長袖・長ズボン ほか)
第4章 敗け組の論理(敗け組の目線;大量生産・大量消費からの脱却 ほか)
著者等紹介
平田耕一[ヒラタコウイチ]
1948年11月9日、三重県生まれ。暁学園小・中学校、県立四日市高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部に入学。卒業後は千代田建材工業(株)=現・チヨダウーテ(株)に入社。1989年、代表取締役に就任。経営者として企業を運営する中で国政への危機感を募らせ、政治の道を志す。1995年、参議院議員選挙当選。2003年11月、衆議院議員選挙初当選、内閣・厚生労働委員・災害対策特別委員、自民党総務会総務などを務め、2004年9月、経済産業大臣政務官に就任(第2次小泉改造内閣)。2005年9月、衆議院議員選挙2期目の当選。以降、経済産業・決算行政監視・文部科学委員会の理事に就任、また日本国憲法特委・教育再生特委などの委員や自民党内閣部会長を歴任し、決算行政監視委員会筆頭理事として活躍。2008年8月、福田改造内閣にて財務副大臣を拝命する。2008年9月、麻生内閣にて財務副大臣を再任。2009年3月、財務副大臣を辞任。現在は、内閣委員会理事として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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