内容説明
トラブルを未然に防ぐために!インターネットやケータイが花盛りで誰もが著者・作者になれる時代。世の中は著作権トラブルだらけ。紛争や訴訟を未然に防ぐためには、問題になった事件からも大いに学ぶべし。
目次
1 こんな身近なところで事件は起きている!(特許庁、角川書店の「NPO」「ボランティア」の商標登録を認めず;「福沢諭吉」の商標登録は無効!? ほか)
2 やってはいけない!盗用・盗作(サイトに写真を無断掲載!肖像権侵害で35万円の支払い命令;ガンに効く「アガリスク本」出版社社員6人を薬事法違反で逮捕!! ほか)
3 ちょっとした油断や甘えがトラブルを引き起こす!(絵本の読み聞かせやお話し会でも著作者の許可が必要!;「フラッシュメモリー発明対価訴訟」東芝8700万円で和解 ほか)
4 問題になってからでは遅すぎる!(「ああ…著作権を甘くみていた」ピアノ生演奏で逮捕!;商標権侵害!少女たちに人気の“ラブベリ”グッズ ほか)
5 知れば知るほど著作権は怖い!(イナバウアーは実在する選手の名前だった。荒川静香さんがOKしてもダメ!!;「匿名でなければ話せない人たち」ネット無法地帯!被害者相談過去最多!! ほか)
著者等紹介
富樫康明[トガシヤスアキ]
1954年、東京生まれ。1972年より大手出版社にてイラストレーターとして活躍。同年、商業デザイン会社を創業し、商業施設等の空間プロデュースを手がけ、企画店舗数は900店を数える。また、不動産有効利用として海上運送用改造コンテナの企画開発を日本で初めて行なう。現在、NPO法人著作権協会理事長を務める。知的財産権を活用した「まちづくり」・「商業活性化」・「中小企業問題」に精力的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。