内容説明
高度情報化社会における産業スパイ、不正アクセス、機密漏えい、内部不正、内部資料流出…などのあらゆるハイテク犯罪を追跡・捜査し、綿密な調査・分析によって、その被害の状況を把握し、証拠を検出・保全して、法的問題の解決を図る。組織・個人防衛上も最重要な「守り」から「攻め」への戦略的情報セキュリティ管理システムをつくり上げる。日本初のマニュアル。
目次
第1章 攻撃的セキュリティという考え方―情報セキュリティにおける新しいコンセプト
第2章 概要とプロセス
第3章 ツールとソフトウェア
第4章 その必要性と普及に向けての提案
第5章 フォレンジック先進国アメリカに学ぶ
第6章 フォレンジックラボの創設に向けて
第7章 フォレンジック近未来社会
巻末資料 コンピューター・フォレンジック製品紹介
著者等紹介
守本正宏[モリモトマサヒロ]
1966年、大阪府生まれ。85年、府立豊中高校卒業。89年、防衛大学校卒業。90年、江田島の海上自衛隊幹部候補生学校卒業。同年、幹部遠洋練習航海。91年、艦艇部隊勤務。94年、自衛隊退職(2等海尉)。95年、Applied Materials Japan入社。フィールドサポートグループを経て、製品事業部へ(プロダクト責任者、マーケティング、テクノロジーマネージャー)。03年、転身支援制度に応募して退社(退職時、課長)。同年8月、株式会社ユニバーサル・ビジネス・インキュベーターズ(UBIC)を設立、代表取締役社長となる。現在、セキュリティ・システム・イノベーターとしても活躍中
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