内容説明
社会は法律によって守られているのか。社会を守る法律も、使い方次第で、完全ではない。悪しき制度・法令がなぜ簡単にできてしまうのか。日本人のアイデンティティの意識の低さを指摘する。
目次
第1章 “法律”というものの氏素姓(法律の機能;法律以外の規範 ほか)
第2章 わが国の最近の立法における立ち位置(米国流制度の目に余るほどの導入;米国の根本 ほか)
第3章 法律の潜脱(「法律に触れなければ何をやってもよい」という安易な風潮;経済法の進化)
第4章 さてさて“道徳”とは?(道徳とは、何ぞや?;道徳の役割 ほか)