内容説明
日本の原点を見つめ、未来を創る!天皇の即位により行なわれる大嘗祭。歴史は古くはるか千年を超える。その日本古代からの儀式の中核をつかさどってきた阿波忌部氏とは一体何者なのか!今まで表舞台では語られることのなかった徳島阿波忌部から大嘗祭の意義を考える。日本創生に向けた道標となる一冊!
目次
第1章 大嘗祭の起源と歴史考
第2章 大嘗祭の準備と次第
第3章 忌部氏の歴史考
第4章 阿波忌部氏の歴史考
第5章 「麁服」の歴史考
第6章 「由加物」の歴史考
第7章 「桧服」の歴史考
第8章 麁服・桧服・由加物の起源考
第9章 大嘗祭と阿波考
第10章 大嘗祭の意義と日本の未来考
著者等紹介
林博章[ハヤシヒロアキ]
1965年(昭和40)徳島市生まれ。青山学院大学法学部卒。2005年鳴門教育大学大学院修士課程修了(地理学)。古代史研究家。市民・行政・産業界と連携し徳島や日本創生のための活動を展開。現在、忌部文化研究会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わ!
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(私が読んだのは、同著者の「日本の建国と阿波忌部」という本)この本の内容たるや、天日鷲命一色と言っても過言ではないぐらいだ(つまりかなりマニアックだ!)。当たり前だ。阿波忌部のことしか書いていない本なのだから。この本は地元、徳島の素人さんが書いた本なのである。ただし!どうやったら素人で、ここまで調べ上げられるんだ!と驚きを隠せないほど、ものすごく研究している。また内容を説明してゆく上での、引用文書にしても、谷川健一さんや上田正昭さん、もちろん柳田國男など、参考文献もかなり読み漁っての執筆だ。だから面白い!2013/12/10