内容説明
日本人のこころを詠んだ俳句や詩を解説しながら詩作について綴る。幼少期の思い出を絵で描くかのように詩にあらわす。その原点となった言葉、出来事を思い起こし詩とは切り離すことができない人生を振り返る。
目次
第1部 松尾芭蕉の自然観(松尾芭蕉と山川草木鳥獣虫魚の世界;松尾芭蕉の老いと旅)
第2部 日本鳥獣詩(すずめのうた;黄金色の雀;朝の鈴 ほか)
第3部 わが人生と詩作(詩のこころ―芭蕉・道元から現代まで;詩作入門;わが原郷―ふるさと「鷺宮」)
著者等紹介
菊田守[キクタマモル]
1935年7月東京都中野区鷺宮生まれ。1959年3月明治大学文学部卒業。1994年10月詩集『かなかな』(1993年、花神社)により第一回丸山薫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。