内容説明
美容と健康のために海藻を食べよう!37万kmに及ぶ海岸線に恵まれた日本。そこには栄養豊富な多種の海藻がある。これらを山の幸である「山菜」と対置して「海菜」と呼ぶことができる。国際的にはSea Vegetable(海の野菜)と呼ばれている。日本人は、海藻を重要な食資源として趣きのある食文化を形成し、深めてきた。これは世界的にみてもめずらしく日本が誇れる独特の文化である。海藻王国ニッポン!
目次
第1章 海藻の魅力
第2章 昆布のすべて
第3章 町民の食文化となった海苔
第4章 テングサの用途拡大
第5章 ワカメ・ヒジキ・モズクの生産と消費―養殖により庶民の食文化に
第6章 海藻利用の未来
著者等紹介
鈴木克也[スズキカツヤ]
大阪市立大学経済学部卒業。野村総合研究所にてリサーチャーとしてマーケティング調査・研究に携わる。ベンチャーキャピタル・ジャフコ審査・調査担当、公立はこだて未来大学教授(ベンチャー論、環境経済学、地域論)を経て、企業組合クリエイティブ・ユニット代表理事。エコハ出版代表。一般社団法人ザ・コミュニティ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。