内容説明
本書は基本的な制御盤を例に取り、実際に制御盤を設計するに際して注意すべき事項や、制御盤を製作するにあたり守らなければならない規格等で定められている“きまり”についても示した。また、制御盤を製作するにあたり、制御盤内のシーケンス制御回路を組み立てるに際して、必要な工具の種類および工具の正しい使い方、制御盤の加工方法、器具の取付け方、制御用機器や器具への配線の方法、および配線の処理など基本的な工作方法について示した。また、制御用機器や器具端子への配線方法の種類や配線の端末処理、器具端子への接続については、配線の端子接続やはんだ付け接続などについては正しい作業を行うための手順や評価について示した。このほか、電子部品のプリント基板への取付けおよびはんだ付け、ケーブル配線におけるケーブルの加工方法や端末の処理等についても、具体的な図を用いて作業手順を示した。
目次
第1章 制御盤の役割とその構成
第2章 制御盤の組立に関する決まり
第3章 制御盤の加工法
第4章 制御盤への器具の取付け
第5章 制御盤内の配線方法
第6章 制御盤内の配線の手順
第7章 はんだ付け
第8章 電子回路の組立と配線
第9章 配線用ダウトとケーブルによる盤内配線
第10章 接地の種類と接地工事
第11章 シーケンス制御回路の組立の手順
第12章 制御盤の組立に使用する工具
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