内容説明
電気通信主任技術者試験は毎年2回(7月と翌年1月)実施されていますが、その合格率は15%前後と低く、かなりの難関となっています。この中で、専門科目の「無線」を受験する人は年々増大する傾向にあります。これは、携帯電話やPHSなどが出現して以来、その普及と価格性能比の向上、さまざまな機能を持たせるなど無線通信を取り巻く状況はめまぐるしく変化し、ビジネスの基盤として無線通信の重要さがますます大きくなっていることによるものと考えられます。このような状況を考え、電気通信主任技術者試験の専門科目の「無線」に着目し、受験のためのテキストとして編集しました。
目次
第1章 無線通信
第2章 ディジタル変復調
第3章 伝送品質の劣化
第4章 補償技術
第5章 伝搬路設計
第6章 回線設計
第7章 無線測定装置