内容説明
産業界では、設備の近代化や製造装置の自動化が進んでいる。製造装置を自動化するために、多くの製造装置にはシーケンス制御回路が用いられている。また、装置の多様化にともないシーケンス制御回路は用途に適した多種多様の回路が使用されている。しかし、どのように複雑なシーケンス制御回路であっても、多くのシーケンス制御回路の基本回路の組合せにより組み立てられている。したがって、シーケンス制御回路の動作を理解したり、また、設計したり、組み立てたり、修理したり、操作するにあたっては、シーケンス制御回路の基本回路の動作を十分に理解しておくことが必要であると思われる。そこで本書ではシーケンス制御回路の基本回路についてその動作と役割について述べた。
目次
第１章 有接点回路によるシーケンス制御回路（シーケンス制御基本回路に使用される器具；シーケンス制御基本回路の動作；シーケンス制御基本回路に使用される器具とその使い方；シーケンス制御基本回路による電動機の制御 ほか）
第２章 プログラマブルコントローラによるシーケンス制御回路（プログラマブルコントローラ；ＰＣに用いられる規格；ＰＣの構成；ＰＣに用いる展開接続図 ほか）
