内容説明
本書は、まず第1章にPOSの理論と構造が述べられ、第2章には基礎データ収集の実際が述べられている。今やEvidence Based Medicineすなわち、科学的根拠に基づくデータの収集とその解析法が10年前から世界的に拡がりつつある中で、基礎データの検討は厳しく問われているのである。第3章には、プロブレムリストの挙げ方とネーミングの仕方について、第4章には目標設定と初期計画の立案について、第5章には経過記録の記述方法―SOAPの書き方―、第6章には監査、すなわちオーディットの方法が、そして第7章には問題志向型臨床薬学診断―POSを応用した臨床薬学診断―が、そして最後には、資料記録実例が付加されている。この本の記載には実例が数多く示され、学習のための演習も用意されている。
目次
第1章 POSの理論と構造
第2章 基礎データ収集の実際
第3章 プロブレムリストの挙げ方とネーミングの仕方
第4章 目標設定と初期計画の立案
第5章 経過記録の記述方法―SOAPの書き方
第6章 オーディットの方法
第7章 問題志向型臨床薬学診断