出版社内容情報
常夏のシスターランドで出会った二人の少女は、世界を守り、「ソウルシスター(心の友)」になれるのか。メルヘン友情ファンタジー。世界を守り、ふたりは “心の友(ソウルシスター)”になれるのか?
ふいに足元の雪がくずれ、落下していった11歳のアリーサは、常夏のシスターランドで目覚めた。風の子や夢織りたちが暮らす花園で、少女メリに出会い、親友がほしくてたまらなかったアリーサはすぐに仲良しになった。だが、楽しい日々もつかのま、ふたりは長老クフ・ローの予言を聞く。雪に埋もれかけている人間界を救えるのはおまえたちだけだというのだ。海をこえ、さびれた遊園地を解放し、ドラゴンの手をもつ少女となったアリーサたちは、シスターランドの女王リリのいる粉雪城に向かうが……。ゲームのような小気味よい展開とユーモアでぐいぐい読める、ドキドキとやさしさにあふれた友情ファンタジー。
*『不思議の国のアリス』『秘密の花園』『雪の女王』にインスパイアされて誕生した作品。
*ぬりえもできる魅力的なイラストを多数収録。
サラ・シムッカ[サラシムッカ]
著・文・その他
サク・ヘイナネン[サクヘイナネン]
イラスト
古市真由美[フルイチマユミ]
翻訳
内容説明
シスターランドで目覚めたアリーサは少女メリに出会い、親友になる。それもつかのま、長老クフ・ローにこう予言される。人間界を救えるのはおまえたちだけだ、と。ふたりの少女は女王リリのいる粉雪城に向かうのだが…。もうひとつの世界へ、もうひとつの水辺へ。ふたりの少女が人間界を救う!メルヘン&友情ファンタジー。ぬりえもできるイラストつき。
著者等紹介
シムッカ,サラ[シムッカ,サラ] [Simukka,Salla]
フィンランドのタンペレ出身。作家。トペリウス賞を受賞。初めての児童向け読み物となる。『シスターランド―ふしぎの花園』で「子どもたちが選ぶルク・ヴァルカウス賞」を受賞した
ヘイナネン,サク[ヘイナネン,サク] [Hein¨anen,Saku]
イラストレーター、グラフィック・デザイナー、書体デザイナーとして活躍。アールト大学でグラフィック・デザインを教える
古市真由美[フルイチマユミ]
フィンランド文学翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。