内容説明
雪の日の午後、アリスは暖炉の上の鏡を通りぬけて、現実とは逆さまの世界へ入り込んでしまいます。チェスの駒が歩き回り、花々がしゃべる世界で、奇妙なチェスゲームに参加したアリスは、ハンプティ・ダンプティやいばりくさった赤の女王、混乱している白の女王など、奇妙奇天烈なものたちに出会います。『不思議の国のアリス』が最初に刊行されてから150年。その続編となる本作にも、国際アンデルセン賞受賞画家イングペンが魅惑的な挿し絵を描きました。前作同様、突拍子もないユーモアや、きらめくような言葉遊びが散りばめられ、少し大人になったアリスに出会えます。カラー豪華愛蔵版。
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス] [Carroll,Lewis]
チャールズ・ドットソンの筆名。1832年、イギリスに生まれる。言葉遊びや謎掛けが大好きで、ゲームやパズルを自作する幼少時代を過ごし、1855年、オックスフォード大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』は、ヴィクトリア朝時代の有名な挿し絵画家ジョン・テニエルの挿し絵付きで1865年に初版が刊行され、子どもたちに最も人気のある物語でありつづけた。1898年、65歳で死去した
イングペン,ロバート[イングペン,ロバート] [Ingpen,Robert]
1936年、オーストラリアに生まれる。ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジーで挿し絵と装丁の技術を学ぶ。1986年には、児童文学への貢献が認められて国際アンデルセン賞を受賞し、オーストラリア勲位も授けられた
杉田七重[スギタナナエ]
1963年、東京都に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 源頼朝 岩波新書