ツリーハウス

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 33cm
  • 商品コード 9784890139316
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

ことばはなくても、絵が、かたりかけてくれる。ほら、もうおはなしははじまっているよ。シロクマが、クジラにのってやってきて…木の上の家からうまれる物語。ボローニャ国際児童図書賞(ボローニャラガッツィ賞)・イタリア2010年、金の絵筆賞・オランダ2010年、トロイスドルフ絵本賞・ドイツ2011年、世界各国で受賞。

著者等紹介

トルマン,ロナルド[トルマン,ロナルド][Tolman,Ronald]
1948年、オランダのアムステルダム生まれ。彫刻家、画家、グラフィックアーティスト。ライデンにある国立民族学博物館で古代の都市国家群エトルリアのブロンズ像を研究し、のちにシルクスクリーンやエッチングなどさまざまな表現技法を学ぶ。哀愁に満ちたものから生き生きと躍動的なものまで幅広い作風で知られ、近年は、今日的で身近なものをテーマにした作品を多く発表している。1992年、それまでの全グラフィックアート作品に対して、ヘルダーラント・グラフィックアート賞が授与された

トルマン,マライヤ[トルマン,マライヤ][Tolman,Marije]
1976年、オランダのナイメーヘン生まれ。ハーグ王立芸術アカデミーのグラフィック&タイポグラフィック・デザイン学科を卒業後、イギリスのエディンバラ芸術大学でイラストレーションとデザインを学ぶ。父ロナルドの色彩感覚や美的センスを受け継ぎ、現在はハーグに住んで、絵本作家・児童書の挿絵画家として活躍。その作品は世界の10ヵ国以上で紹介されている。父娘共作の『ツリーハウス』でボローニャ国際児童図書賞(ボローニャラガッツィ賞)・イタリア2010年、金の絵筆賞・オンダ2010年、トロイスドルフ絵本賞・ドイツ2011年受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おくちゃん🌹柳緑花紅

89
木上の家から生まれるお話し。実は文字はひとつもありません。そこにあるのは絵だけ。どんなお話しにもなる。一冊で何通りものお話しが。オランダの父娘の共同絵本。美瑛町図書館にて読了。2015/11/01

紫綺

87
絵のみの絵本。色々と想像力をかきたてられる。何と言っても、感動するのは各ページの色使い。シーンシーンに合わせたステキ色がすばらしい♪2012/12/27

masa@レビューお休み中

66
物語はない。文字もない。ただ、そこには大きな大きな木があるのだ。そこに、シロクマをはじめ動物たちが現れる。いつしか、たくさんの動物たちが大きな木で生活をするようになる。みんなの憩いの場所であり、住まいであるツリーハウス。見ているだけで、風がスーッと吹き抜けるような爽快感がある。気持ち良くて、心地が良い。だから、みんなが集まるんだろうなぁ。こんな家に住んでみたい。2012/08/17

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

61
クジラに乗ったシロクマが描かれた表紙をめくると、見返しに「もうおはなしははじまっているよ!」という言葉。そう、最初はシロクマでした。そこに別のクマがやってきて水平線に浮かぶ木の上の家で暮らし始めます。その後も、海から陸から空からいろんな生き物が「ツリーハウス」にやってきます。固定したビデオカメラで映しているように、ページを繰っても絵の構図は変わりません。変わるのは、ツリーハウスを訪れる生き物たち、昼と夜、空の色……。グラフィックアーティストの父と絵本作家の娘の共同作品。これは絵本の体裁のアート作品です。2014/09/13

Rosemary*

58
言葉は無くても絵が語りかけてくれる。なんて温かくて美しい絵本なんだろう。ツリーハウスの構図は、そのままに、周りが海から陸へと変わり、さまな動物達が訪れる。イラストの所々に可愛らしさがあって、ほのぼのします。父と娘の合作のステキな作品です。2014/11/09

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