ときめきお姫さま とんでる姫と怪物ズグルンチ―ときめきお姫さま〈３〉

ロンカーリァ，シルヴィア【作】〈Ｒｏｎｃａｇｌｉａ，Ｓｉｌｖｉａ〉/テンポリン，エレーナ【絵】〈Ｔｅｍｐｏｒｉｎ，Ｅｌｅｎａ〉/たかはし たかこ【訳】

西村書店（新潟）（2012/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 68p／高さ 21cm
• 商品コード 9784890139286
• NDC分類 K973
• Cコード C8097

内容説明

やさしいけれど、こわいもの知らずの“とんでる姫”。もうすぐ、すてきな王子とけっこんします。ところが、王子が、人の“心”をうばいとるおそろしい怪物のたいじに出かけ、ぎゃくに“心”をとられてしまう羽目に…さあ、“とんでる姫”の出番。

著者等紹介

ロンカーリァ，シルヴィア［ロンカーリァ，シルヴィア］［Ｒｏｎｃａｇｌｉａ，Ｓｉｌｖｉａ］
イタリアのエミーリア＝ロマーニャ州モデナ生まれ。小学校教師、児童向け雑誌の編集者などを経て作家となる。児童向けの作品が多く、ときにシナリオの執筆やアニメーションのプロデュースも手がける。２００６年、Ｃａｒｏ　Ｊｏｈｎｎｙ　Ｄｅｐｐ（親愛なるジョニー・デップ）でイタリア国内の権威ある児童文学賞バンカレッリーノ賞を受賞

テンポリン，エレーナ［テンポリン，エレーナ］［Ｔｅｍｐｏｒｉｎ，Ｅｌｅｎａ］
１９７０年、イタリアのピエモンテ州アレッサンドリア生まれ。ミラノのヨーロッパデザイン学院でイラストを学ぶ。イラストレーターとして仕事を始めると同時に、海外を転々としながら、舞台美術家やコックなど、さまざまな職業を経験する。１９９７年以降はミラノで暮らし、とりわけ児童書の分野でイラストレーターとして活躍

たかはしたかこ［タカハシタカコ］
高橋隆子。１９６３年、千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒業。テレビ局に勤務するかたわら、イタリア語を学び、２００７年、第１３回「いたばし国際絵本翻訳大賞」イタリア語部門で最優秀翻訳大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[おはなし会 芽ぶっく]

怖いもの知らずのお姫さま「とんでる姫」は、もうすぐ王子さまと結婚！でも王子さまが、怪物ズグルンチと退治に行って…。　シリーズ

2024/04/14

[遠い日]

ときめきお姫さまシリーズ。吟遊詩人オンチッチョのせいで起こったアクシデント。勇気あるとんでる姫の強い愛をしっかりと受け止めていたパレット王子の内面がわかる場面がすてき。

2017/05/09

[むーみん]

シリーズ４作目。このシリーズで1番好きかな。 読み聞かせにもよさそう。

2020/12/24

[けいねこ]

怖いもの知らずの姫のあだ名はとんでる姫。婚約者の王子が、退治に行った怪物に、心を取られてしまった。自分のことも忘れてしまった王子の心を取り戻すべく、とんでる姫は立ち上がる！ 　なかなか味のあるお姫さまと王子さまではありますが、脇役も印象的です。気弱で音痴な吟遊詩人がおかしい。

2012/06/04

[MOMO]

シリーズ四人のお姫様の中で、私はこのお姫様が一番好きかも。髪の毛を三色に染め上げた彼女は、愛する王子様の心を取り戻すためなら、危険も苦労もなんのその、がんばる彼女はとっても素敵！そう、いま時、待ってるだけのヒロインなんてつまらない！出来る女は、幸せがやってくるのを待ってるんじゃぁんくって、自らつかみにいくのさ！終盤、姫が絵を探すシーンは、エンデの「はてしない物語」をちょっと思い出しちゃったわ・・

2012/11/15