内容説明
むかし、くつやのうちがだんだんまずしくなり、おしまいにくつをいっそくつくるかわしかなくなってしまいました。くつやは夜かわをたつと、あしたぬいあわせようとおもいました。そしてあとはかみさまにおまかせして、ねむってしまいました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
65
柔らかな絵が魅力的。このバーナデット版では靴屋の夫婦も若く描かれていて、ロマンティックな雰囲気。でも、そのわりに訳はちょっと古い感じなのでアンバランスに感じてしまうかも。奥さんが夫のことを「あんた」と呼んだり、「かわをたっておきました」とか。小人と言えば、教科書に載っていた「チックとタック」を思い出します。わさび。2022/10/05
seacalf
44
自分の好みにぴったりと合って、たちまちお気に入り。絵本から放たれている温かみを直接心身に感じられるくらい。この絵本は絵本のスタンダードな素晴らしさが全部揃っている。大判でたっぷりとしたサイズで見やすく、随所に可愛らしさと遊び心を感じる装丁、柔らかいタッチで想像をかき立てる絵の数々。グリム童話が原作なのでほどよく不思議で温かい気持ちになるストーリー。まさに期待通りの出来栄え。ありがたいことにバーナデットが描いている絵本はまだまだ沢山あるようだから、これからの楽しみがまたひとつ増えた。2023/12/17
たーちゃん
29
絵がとても綺麗です。息子はこびとの洋服を作ってもらってる場面で「こびとさんすぐ洋服着てるよ」と言っていました。2022/06/22
小夜風
27
【図書館】大きな絵本。見開きの挿し絵が素敵です。靴屋は貧しい家族の筈だけど、インテリアとか素敵で、貧しく見えない(笑)。小人たちが何で裸だったのか気になる~。服を作ってもらえて良かった(笑)。2015/03/04
二条ママ
24
4歳8ヶ月。本屋さんの読み聞かせ会で。例の話だけど、絵はとてもきれい。ちょっと大きめの絵本で、どのページも飾れるくらい素敵。2015/12/12