内容説明
仕組みがわかれば予防ができる!がんは「不治の病」から「治る病」、そして「予防できる病」へ。
目次
第1章 まず敵を知ろう―がんとは何か(敵を知らなければ戦えない;がん細胞の不思議な性質 ほか)
第2章 がんをつくることができれば、治すこともできる(執念のがんつくり―化学物質による発がん;簡単にがんをつくれる化学物質 ほか)
第3章 がんが不治の病であった時代(「がんに効く薬はありません」;従来の抗がん剤―副作用が避けられないわけ ほか)
第4章 がん治療法の進歩(従来のがん治療法の長所、短所;次々に登場する分子標的薬や抗がん剤 ほか)
第5章 がん予防時代(早期発見、早期治療が大切―がんによる死を防ぐ;早期に発見、治療しないと… ほか)
著者等紹介
中谷一泰[ナカヤカズヤス]
1939年生まれ。早稲田大学第一理工学部応用化学科卒業。東京工業大学理学部化学科大学院修了。東京工業大学理学博士。昭和大学薬学部専任講師、助教授を経て1991年昭和大学薬学部教授。2004年新潟薬科大学応用生命科学部教授。現在、昭和大学名誉教授、新潟薬科大学名誉教授。昭和大学、新潟薬科大学、シカゴ大学、ロックフェラー大学で、がん細胞や抗がん・がん予防剤についての研究を35年間行い、約180の研究論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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