混合研究法の基礎―社会・行動科学の量的・質的アプローチの統合

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  • サイズ B5判/ページ数 290p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784890134809
  • NDC分類 307
  • Cコード C3011

内容説明

いかに研究の精度を高めるかは、さまざまな学術研究分野で共通する問題である。その鍵となる量的アプローチと質的アプローチの統合はいかにして実現できるのか。抽象に傾きがちな概念を整序しながら丁寧に論じる。サンプル論文も収録。

目次

1 混合研究法第3の方法論的動向(第3の研究コミュニティとしての混合研究法;混合研究法の基礎;20世紀以前の方法論的思想;方法論の変遷―20世紀から現在まで;混合研究法におけるパラダイム問題)
2 混合研究法の方法と戦略(混合研究法における問いの創出;混合研究法のデザイン;混合研究法におけるサンプリング戦略;データを収集する前に考慮すべきこと;混合研究法のためのデータ収集戦略;混合研究法データの分析;混合研究法の推論プロセス;政略、課題、今後の見通し)

著者等紹介

テッドリー,チャールズ[テッドリー,チャールズ] [Teddlie,Charles]
ルイジアナ州立大学教育学部Jo Ellen Levy Yates特別教授(名誉教授)。英国ニューカッスルアポンタイン大学とエクセター大学の客員教授。ルイジアナ州立大学教育学部では副学部長を務めたほか、ニューオーリンズ大学でも教鞭を執った。ルイジアナ州の州立学校/インターナショナルスクールの有効性調査プロジェクトを含む、複数の混合研究法関連の調査に関与している。25年にわたって研究手法(統計学、質的手法、混合研究法等)の教育に携わり、ルイジアナ州立大学教育学部の優良教育賞(Excellence in Teaching Award)を受賞している

タシャコリ,アッバス[タシャコリ,アッバス] [Tashakkori,Abbas]
フロリダ国際大学の著名なフロスト(Frost)教授として研究評価方法論を教える。ここ5年間フロリダ国際大学教育・心理学部の学部長、同大学教育学部大学院課程の副学部長を歴任。カロライナ人口センターとノースカロライナ大学(チャペルヒル)の博士研究員。テキサスA&M大学の客員学者でもある。イランのシーラーズ大学、米国のステットソン大学、ルイジアナ州立大学、フロリダ国際大学の学部・大学院課程で、30年にわたり社会心理学と研究方法論を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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