出版社内容情報
薬理学のスペシャリストが薬物乱用の現状や依存性、作用・副作用について詳説。「快楽」を求めて薬物依存に陥っていく過程を心理面からもアプローチした。
内容説明
ある日、襲いかかる「フラッシュ・バック」って?依存性がない「くすり」なら大丈夫?正しい知識が「依存」を防ぐ。大麻、コカイン、覚せい剤、脱法ハーブから処方薬、タバコ、アルコールまで依存性、作用・副作用をわかりやすく解説。「うちの子に限って…」「私は大丈夫」は通用しない!
目次
第1章 どうして「くすり」に魅せられる?―薬物依存のしくみ(「くすり」に魅せられた人たち;やめられない!薬物依存症の始まり;快楽・興奮のしくみ)
第2章 「依存」へ誘う身のまわりの嗜好品―合法だが依存性がある物質(アルコール;タバコ)
第3章 ひそかに売られるあぶない「くすり」―違法薬物と依存(大麻(マリファナ)
オピオイド(アヘン、モルヒネ、ヘロイン)
コカイン
覚せい剤(アンフェタミン、メタンフェタミン)
幻覚薬
揮発性有機溶媒
脱法ハーブ)
第4章 処方薬なら大丈夫?―医師処方薬の危険な副作用(抗不安薬、催眠薬(ベンゾジアゼピン系薬物)
かぜ薬
ステロイド薬
利尿薬
アナボリック・ステロイド(たんぱく同化ホルモン))
第5章 「くすり」に溺れる人を救う―発見と治療に向けて(「薬物依存」の初期対応;「薬物依存症」の治療)
著者等紹介
西勝英[ニシカツヒデ]
熊本大学名誉教授、医療法人桜十字病院総院長。研究分野:神経生理・薬理学、循環器薬理学。1962年熊本大学医学部卒業、1967年熊本大学大学院医学研究科修了、医学博士号取得。ユタ大学(アメリカ)医学部生理学講座講師を経て、1979年熊本大学医学部薬理学講座教授就任。退官後は、熊本日日新聞医療アドバイザー、TKU(テレビ熊本)医療コメンテーターとしても活躍。現在、高齢者医療に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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