内容説明
本書では、心理アセスメントの代表的な技法を取り上げ、アセスメントの特徴、これまでの研究の動向、具体的なケースでの例示、効用と限界などについて記述した。アセスメントの技法は知能や性格などの基本的なものはいうまでもなく、行動科学の研究の便宜をはかるため、よく使用される尺度をも取り上げた。そのため取り上げたアセスメントの数は類書をはるかに凌駕するものとなっている。
目次
1 心理アセスメント序説
2 知能のアセスメント
3 パーソナリティのアセスメント
4 状態・症状のアセスメント
5 神経心理学的アセスメント
6 行動論的アセスメント
7 生活環境のアセスメント
著者等紹介
上里一郎[アガリイチロウ]
1933年生まれ(広島県出身)。1958年広島大学教育学部心理学科卒業、広島大学医学部を経て、広島大学大学院教育心理学専攻修了。教育学博士。広島大学教養部助手、講師、広島大学総合科学部助教授、教授、学生部長、早稲田大学人間科学部人間健康学科教授を経て、2001年より広島国際大学人間環境学部臨床心理学科教授・副学長。現在、日本学術会議会員、(財)臨床心理士資格認定協会常任理事などを務める
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