内容説明
詩人の慈しみの日々から生まれた誰にも書けない心の詩篇。「祈り」の道を問い訊ねることでこの一冊は魂の批評になった。
目次
結い目
春待ち月に
脱皮
秤り
こころの井戸を空にして
深い溝
枇杷の実ひとつ
錦秋の息吹きに
葦の海の道を
はちみつ色の勲章
空の色は
抱き水仙
PERFORMANCE
発芽
ひとつの星を仰ぎ見る
飛雪の野原を
陸カモメ
冬芽
遍在と偏在のメモリー
さくら花ひとつ
微睡
十薬
みつくさ
麦ふみ
著者等紹介
あずま菜ずな[アズマナズナ]
1949年山梨県北杜市生まれ。福井県福井市在住。詩塾「山吹文庫」会員、「福井県詩人懇話会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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