内容説明
全共闘運動とその崩壊の後、“医”はもっとも開放されたくない相手に解放され、知識人の解体と臨床テクノクラートの産生をもたらした。体制と反体制の相転移に漂った日大医学部全共闘運動家の位相!
目次
医学部入学
医学部生活のはじまり
聞こえてくる黒い便り
黒い風の便りとよどんだ空気
「空気」という重い抑圧
時代
インターン闘争
発端・着火
学生委員会
医学部闘争委員会設立〔ほか〕
著者等紹介
西成田進[ニシナリタススム]
1947年(昭和22)、茨城県出身。元日本大学医学部闘争委員会書記局長、1973年(昭和48)、日本大学医学部卒業。専門:内科学、膠原病・リウマチ学、血液学。所属学会:日本内科学会、日本血液学会、日本リウマチ学会、日本感染症学会。前公立阿伎留医療センター院長、元日本大学医学部臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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