内容説明
際限なき健康願望という“怪”に医療はどう向き合うべきか―。臨床の達人が現代社会の“病理”に鋭く切り込む!
目次
序の章(“怪”の出現;“病”の行方 ほか)
医の章(医者がいない―医師不足の“怪”;医療の限界―医療経済破綻の“怪” ほか)
病の章(不治の病―メタボの“怪”;栄養―「からだによい」という“怪” ほか)
変の章(大学の変容(産学協同への積極的転換の“怪”;知識人の育成から臨床テクノクラート産生への“怪”)
金髪・ピアス―当世医学部学生風貌の“怪” ほか)
想の章(三・一一―ふるさと流失;墓―出自を示す場所 ほか)
著者等紹介
西成田進[ニシナリタススム]
1947年(昭和22)、茨城県出身。1973年(昭和48)、日本大学医学部卒業。専門:内科学、膠原病・リウマチ学、血液学。所属学会:日本内科学会、日本血液学会、日本リウマチ学会、日本感染症学会、米国免疫学会。現職:公立阿伎留医療センター院長、日本大学医学部臨床教授、日本大学医学部同窓会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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