香りの記号論―香りの心的エネルギーの世界

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784890071296
  • NDC分類 576.6
  • Cコード C0070

内容説明

ドイツ香料メーカー・ドラゴコ社の元社長であり、著名な香り学者である著者が解き明かす香りの心理力学的メカニズムとアロマコロジーの展望と未来。

目次

第1章 香りの心理力学的効果とそのメカニズム
第2章 記号としての香り
第3章 複雑で人工的なコミュニケーションのための記号としての香水
第4章 香水のパラドックス
第5章 われらの時代の匂い文化
第6章 化粧品と香水類における陽性および陰性偽薬効果とその意義
第7章 人間のフェロモン―香りづくりの新機軸となるか
第8章 アロマコロジー―現状概観

著者等紹介

イェリネク,J.シュテファン[イェリネク,J.シュテファン][Jellinek,J.Stephen]
著名な香り学者であり、世界的に名声を博したパーフューマーであったパオル・イェリネク博士の息子として1930年中部ドイツに生まれた。多彩な国際的文化人であり、調香師パーヒューマーとして研鑚を重ね、さらにマーケティング、市場調査の部門でも研究を積み、その間若くして、化学者として博士号を得ている。香りの物理化学的側面の早期の探求者であり、さらに皮膚への香料の作用を含め医学的、神経生理学的な学問の世界でも権威者でもある。多年にわたって科学技術面に加えて心理学の面でも香りに取り組んできたが、最近は香りに対する人間の反応についての行動学的研究でも名を挙げている。現在は、第一線を退き、音楽を愛しながらも、香り学の普及のため努力を続けている毎日である

狩野博美[カノヒロヨシ]
1929年10月30日生まれ。’49年、旧制浪速高等学校文科乙類、’52年に旧制東京大学法学部法律学科卒業。同年、一部上場化学工業会社に入社し、人事、営業、企画部門を歴任。’69年~’78年、エイボン・プロダクツ社にて化粧品マーケティング部門(製品企画等)部長。その後、外資系香料会社フリッチェ・ドッジ&オルコットジャパン株式会社総支配人を経て、代表取締役社長に就任。’87年より、外資系総合商社ブンゲ・インダストリアル日本代表。’94年まで、外資系香料会社ドラゴコ・ジャパン株式会社代表取締役を務める。’95年より文筆業に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みどり

12
最近、研究の影響か香水にはまっていて様々な香水の口コミを読むのだけれど、そのたびに、人によってこうも評価が違うか…と驚く。香りをキャッチする嗅覚の細胞は皆変わらないのに認識する大脳の違いがそうさせているということを改めて把握した。所謂意味論的メカニズムというやつで、過去の出来事と香りが連携して想起される、あれだ。フェロモン香水の話が思いのほか面白くて、惚れ香水を作ってみたいと思った。香水は人のためならぬ自分の気分を上げる魔法だという記述があって、新しい香水にまた手を出しそうである。あまり反省はしないどく。2017/11/22

ふたば

1
気分によって香水を変えたり、環境を好きな香りで整えたりして自分の心持を変えようとしたりする。こうした行為を自分にかける魔法のようだと思っていたんだけど、これはすごく科学的であり、文化的な行為だったんだなとこの本を読んで思った(もとより魔法は科学だし文化だけど)。 香りが人間に影響を与えるのには、香気物質が中枢神経系などに作用する準薬理学的な側面のほか、文化や歴史、個人的体験に結び付いた記号的な側面などもあって、こうした様々な要素が絡み合って香りの文化は作られている。この複雑さと面白さに触れられて楽しい。2020/01/11

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