響きの器

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784890071180
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0073

内容説明

“生きていること”と音楽。人間は響きをもつ器―。そのひとつひとつの音に耳を澄ませることから治療がはじまる。ドイツで音楽治療を学び実践する著者が、人生の諸場面で感じとった音を言葉にうつし、東洋と西洋の間、古と現代の間、医学と芸術の間に橋を架けるものとして、「音楽」のもつ豊かな可能性を示唆する。

目次

序 遊びの心(楽―太鼓;音―洞窟からの光)
破 Lebenそして音‐楽(子どもたちとの音遊び;音楽療法への道;日本文化との出会い ほか)
急 生命との対話(生命との対話;夢の房)

著者等紹介

多田・フォン・トゥビッケル房代[タダフォントゥビッケルノブヨ]
Tada von Twickel,Nobuyo。1952年9月29日、宮崎県に生まれる。武蔵野音楽大学声楽科卒業後、東京、宮崎にて、障害を持った人々を交えた、子どもと母親との音楽活動に携わる。1990年、ドイツWitten-Herdecke大学医学部音楽治療科修士課程卒業、Diplom Musiktherapeutin(音楽治療家/療法士)取得。M¨unster,Alexianer Krankenhaus(精神病院)勤務、分裂病、そう鬱病、ダウン症などの治療にあたる。現在はWestf¨alische/Wilhelms-Universit¨at M¨unster(ミュンスター国立大学)音楽療法科の講師を勤め、自宅においては一般の人々を対象に、またAnna-Katharinen Karthausにて、知的・精神障害をもつ人々のための音楽療法に従事。「空間の体験」、「声」をテーマに、即興ワークショップ等、ドイツ、日本で実施している
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