内容説明
日本のジャーナリズムは湾岸戦争に何を見たか。帳じり合わせに終始した湾岸情報の余白を埋める貴重な現地レポート。
目次
危機勃発(パレスチナ人大集会;「日本人の解放はない」とサダム;自衛隊の海外派兵問題;邦人人質の解放;ヨルダンに原理主義の風;アントニオ猪木の人質解放;在留邦人、人質全員解放へ ほか)
開戦から終戦へ(ギリギリのバグダッド脱出;開戦;イスラエルにスカッド・ミサイル;米女性のハンスト;ペルシャ湾に「黒い雨」;自衛隊機派遣「条件付き了承」?;化学兵器は使われたのか?;イスラエルからの妨害電波;外されたパレスチナ問題;油田炎上;イラクで反政府暴動;敗戦国イラクへ ほか)