内容説明
7つのファンタジーをめぐる旅。ビアトリクス・ポター、ルイス・キャロル、A.A.ミルン、J.M.バリ、チャールズ・ディケンズ、ケネス・グレアム、ルーシー・ボストン。作家たちの生きた時間がよみがえる!息づかいが聞こえる。
目次
ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』
ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』
A.A.ミルン『クマのプーさん』
J.M.バリ『ピーター・パン』
チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』
ケネス・グレアム『たのしい川べ』
ルーシー・ボストン『グリーン・ノウの子どもたち』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KiKi
6
やっぱり楽しいなぁ、こういう本って!! 図版も写真もふんだんに使われていて、読む・・・というよりは眺めて楽しめるところが魅力です。 もしも KiKi が大学時代、イギリスに暫く滞在していた時期にこの本が既に出ていたなら、絶対にこの本を片手にすべての土地を歩き巡り、作者と同じように多くの事物に直接手を触れて大興奮したであろうこと、疑う余地もありません。 最もこういう本がないとそういう行動には移れなかったこと自体が KiKi が文学を学んでいく上での限界の証左だったのかもしれませんが・・・・ ^^; 2010/12/15
うさこ
5
ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』、ルイス・キャロル『ふしぎの国のアリス』、A.A.ミルン『クマのプーさん』、J.M.バリ『ピーター・パン』、チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』、ケネス・グレアム『たのしい川べ』、ルーシー・ボストン『グリーン・ノウの子どもたち』 物語のあらすじ、作者の人生、英国にある記念館が簡潔に紹介されている。初版の挿絵が取り上げられているのが良い。英国の大きく緩やかな川で、ボート遊びがしたくなりました。2014/04/05
miki
5
一人一人の作家について、その生涯や縁の地を一緒に知ることができるので、その人を身近に感じられる。イギリスに行きたくなった!2012/10/08
深海
5
くまのプーさんや、不思議の国のアリス、ピーター・ラビットなどなど、イギリスにはたくさんの素晴らしい作品があります。その物語の舞台となった場所の写真や詳しい説明つきなので、より深くイギリスのファンタジーの世界に入り込めます。これをきっかけに本を読むもよし、作品を読んだうえでも、どちらでも楽しめる本だと思います。2011/01/22
のろのろまちこ
4
*イギリスに行く前に読んでおけばよかった・・・・気軽に手にできていい案内書です。私はルーシー・ボストンを知らなかったので、読んでみようと思います。2017/02/12