内容説明
自分は何も持っていない。だからこそ、いつも手を伸ばして何かをつかもうと生きている。有森裕子、初めてのフォト&エッセイ。
目次
いつも私に大きな力を与えてくれたここボルダーから、新しいチャレンジを始めようと思う
オリンピックとは、一番高い次元で闘い、苦しみ、そして楽しむことのできる最高の舞台
オリンピックはやはり終わるもの。今、とても静かな自分がいる。それでもう充分
自分は何も持っていない。だからこそ、いつも手を伸ばして、何かをつかもうと生きている
私にとって、走ることは、自分を表現できる唯一の手段だったと思う
素質には、気持ちさえあれば並ぶことができるし、もしかしたら超えることもできるかもしれない〔ほか〕