内容説明
27歳でゲームソフト会社社長、ゲームクリエイター、大学講師、ミュージシャンとして活躍するデジタル・エンターテインメント時代の寵児とも言うべき飯野賢治とは何者なのか。この本はわずか数年で『Dの食卓』『エネミー・ゼロ』を引っさげて登場したビデオゲーム界の革命児の全貌に切り込んだ書である。
目次
序文 『E0事件の真相』とは何か?
第1章 『エネミー・ゼロ』がゲームソフトの作り手に問いかけるもの
第2章 『エネミー・ゼロ』がハードメーカーに投じた爆弾
第3章 『エネミー・ゼロ』がゲーム広告に起こした革命
第4章 『エネミー・ゼロ』が流通にもたらせた困惑
第5章 『エネミー・ゼロ』、マスコミ、そしてユーザーとの対決
終文 『E0事件の真相』とは何(だった)か?
ロングインタビュー E0事件の余波1997年9月29日~10月23日―飯野賢治が語った現在過去未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiu
2
エネミーゼロをめぐるニュース、雑誌記事、インタビューなどで構成された本(本人執筆は無し)。まえがきで、飯野賢治自身に興味は無い云々と述べていて、その通りの編集方針になっているにも関わらず、それがかえって、彼の人間的な面白さを浮かび上がらせているような気がしました(ひねくれてるけど人懐っこく、過激な言動の裏では寂しがり屋である、みたいなの)。2011/03/22
あれたか
1
こんなに自分に合ってる人物との出会いなんてオーケン以来 もっと飯野さんの著書が読みたくなりました2010/07/01
だーぼう
0
次々、この人の自由な発想がカタチになると思っていたのに。電子の武者、逝かないでほしかった。ブログに感想を書きました。2014/08/09