目次
第1章 わが青春のダンディズム
第2章 酒についての個人的意見
第3章 性についてのダンディズム
第4章 ゴールドについての個人的意見
第5章 世紀末のダンディズム
ダンディズムって何のこと―あとがきにかえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Inzaghico (Etsuko Oshita)
7
第2章の酒に関する章は、ワイン、ウイスキー、ビールなどなど、さまざま酒の飲み方や思い出が生き生きと描写されている。1960年代後半のアイオワで、国際政治学を学ぶ美女と缶ビールを飲む話が実にロマンティック。「そこでぼくは、シュリッツ、バドワイザーなどのジャーマン・ネームの缶ビールを飲みはじめたら、雨が降ってきて、美女もぼくも酔っぱらってしまって、大学へ行くのを忘れてしまってさ」の一文に止めを刺された。 この本は、外も中もデザインがものすごくおしゃれ。こういう本って少なくなったな。2025/09/23
c7_choco
0
作者が学生時代にすごした下町の情景に親近感が。飲めないお酒が飲みたくなるエッセーでした。2010/02/24