内容説明
向上心と自己克服の力によって、常にマイナスをプラスに転化し、“光速の終盤術”で栄光の座をめざす自己実現の書。
目次
第１章 「最年少名人」までの駒組（霧の中の栄光；恵まれた環境）
第２章 ライバルの研究（ライバルを持て；プレッシャーとの戦い；勝利への執念）
第３章 精神管理と持続力（意識過剰の災い；スランプ脱出の決断；負けたら悔しいと思え）
第４章 名人復位への決断（復活への手応え；３年振り名人復位）
感想・レビュー
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ivnin
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谷川浩司の人格を大分身近に感じることが出来た。簡単に例えれば、王子っぽい。寺に生まれたことで社交的感覚を身につけ、兄からの英才的教育によって将棋に通達し、内藤や芹沢に良き後進として見出された。謙虚な振る舞いは実力を自覚した上での謙遜であり、常にタイトルホルダーたることを目標として課している。芸術家肌で出来不出来の波があるタイプ。2012/06/02
