内容説明
アベノから日本が見える、通天閣から世界が見える、御堂筋から大阪が見える。…ほんとに?課外学習の中学生との会話から、すべてがはじまった。無垢な好奇心との出会いが、アベノ・通天閣・御堂筋の三題噺を日本と西洋、世界史の中の大阪、大都市の運命へと広げ、もう、とまらない。
目次
第1章 アベノから日本が見える(「アベノの由来にはじまる物語が、日本史のイメージをゆたかにひろげる」)
第2章 通天閣から世界が見える(「日本と世界の衝突が通天閣を生み、大阪を爆発させた」;「西洋を追いかけ走りつづけた大阪で、遊びと娯楽は」)
第3章 御堂筋から大阪が見える(「ヨコのものがタテになった大阪大改造と街が見る夢」)
著者等紹介
本渡章[ホンドアキラ]
1952年大阪生まれ。作家。1996年、第3回パスカル短篇文学新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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