内容説明
刎頚の友・秋山好古と共に明治の国造りにつくすことを誓いあった東洋のベルト王・新田長次郎の至誠の生涯を描く、もう一つの「坂の上の雲」。
目次
第1章 立志(ええ手をもろとる;長次郎はだれのものか;「新田」の表札;学問は資本)
第2章 起業(ハイトケンペルの講和;日本をつくるのは科学の力;怒ったら負け;機械化は必然)
第3章 雄飛(いざアメリカ;奇特な東洋人;加藤拓川との出会い;実業家の士道)
第4章 三実(好古のはげ頭;事業家の約束;この男に会いたい;十勝の夕日)
第5章 温山(風呂もいる;値上げはせん;日本のロバート・オーエン;布団のふちをなで)
著者等紹介
青山淳平[アオヤマジュンペイ]
1949年、山口県下関市生まれ。松山商科大学(現・松山大学)大学院修了。国家と個人のあり方をみつめた著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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