内容説明
私達は元来「ごはんを残してはいけません」「食物は感謝して食べなければなりません」と教えられてきました。もちろん食物の由来を考えたとき、感謝して大切にいただかなければなりません。しかし最近の私達は必要以上に食べていることが多いのです。残すことはもったいないというよりも、食べ過ぎて糖尿病を悪化させることの方が問題です。そこでご自身のためにもまた医療費節約のためにも「一口残して健康確保」と考えて血糖コントロールに結びつけようではありませんか。
目次
第1章 糖尿病概説
第2章 糖尿病の検査
第3章 糖尿病の診断
第4章 糖尿病の合併症
第5章 糖尿病の治療
第6章 糖尿病と日常生活
第7章 高血糖・低血糖
第8章 糖尿病とストレス
第9章 日本人の糖尿病の特性
第10章 日常生活のちょっとした工夫
第11章 糖尿病のあれこれ
著者等紹介
老籾宗忠[オイモミムネタダ]
1963年神戸医科大学卒業、1968年神戸大学大学院修了、医学博士。1969~1992年神戸大学医学部第2内科助手、講師、助教授。1992~1997年財団法人甲南病院副院長、病院長。1997~2004年高砂市民病院病院長。2004年~現在、財団法人甲南病院特別顧問・理事、糖尿病センター長。日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本老年医学会、日本内分泌学会の専門医。ヘモグロビンA1cの臨床応用に関する日本の先駆者。研究領域:糖尿病合併症の成因解明並びに予防・治療に関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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