出版社内容情報
全国各地で進められている林道整備事業の中から、業務の参考となる約40の優良事例を1冊にまとめました。自然環境への配慮や低コスト化など、最新の取り組みがわかります。
<各地の事例から>
北海道/添別西の沢線 プレキャスト、カラマツ間伐材で省力化図る
青森県/袴腰山線 スギ間伐丸太を使って法面保護工を簡単施工
岩手県/舘折爪線・折爪岳線 環境、景観に配慮した2つの林道を整備
宮城県/青麻山線 山腹林道の敷設面積を最小限に抑え景観配慮
秋田県/岩城大内線 間伐材による法面保護「ユニ丸くん」を開発
福島県/鳥越鳥居峠線 林道を軸にした森林空間のひろがりを実現
茨城県/平野線 地域の石材を利用した練石積工で環境に配慮
栃木県/河原小屋三の宿線 丸太を使った法面緑化で9%コストダウン
群馬県/湯の沢線 高規格のふるさと林道で、急峻2村を接続
千葉県/鬼泪山線 高性能林業機械の導入を目的とした林道整備
新潟県/須山美人林線 市民参加で計画づくり、生態系配慮工法を導入
富山県/大山福光線 ふるさと林道+治山事業による雪崩防止対策
石川県/犀鶴線 線形、擁壁工を見直し、切土処理コストを削減
福井県/大仏線 法面保護工に間伐材を活用し、環境に配慮
山梨県/細野鹿留線 基幹道開設で路網密度とアクセスを大幅に改善
長野県/台ヶ峰線 県民参加で景観に配慮、木曽r>香川県/琴南財田線 悪条件での法面工法、生態系・景観にも配慮
愛媛県/成谷線 自然公園の中でふるさと林道を整備
福岡県/星野線 低コスト補強土壁工を急峻地の整備に導入
佐賀県/道太郎~蟹川線 石積、丸太伏工で景観や通行安全性を向上
長崎県/西彼杵半島線 長大橋梁の低コスト化、安全性、景観性を追究
熊本県/相良・五木線 パイロット事業で省力化工法など検証、実施
大分県/市平両畑線 景観に配慮した設計・工法で流域ネット林道
宮崎県/小原・山神線 広域路網ネット形成で流域の一体的整備推進
鹿児島県/大名線 明確な林道開設効果ときめ細かな生態系配慮
<資料編>
Ⅰ 林道技術問題検討委員会報告(概要)
Ⅱ 「林内路網整備の基本的方向」(報告本文)
Ⅲ 林道技術問題検討委員会報告・参考資料
1 林道施策の沿革
2 林道の整備目標に対する達成状況
3 林内道路密度の目標と現況
4 全国森林計画の林道整備計画に対する進捗状況
5 林道開設量の推移
6 舗装延長の推移
7 林道開設延長の施行主体別構成比(平成11年度)
8 林道事業費の負担割合(平成11年度)
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内容説明
本書は、全国各地で進められている林道整備事業の中から、林道の開設事業や、ふるさと林道緊急整備事業、林業地域総合整備事業など、さまざまな事業を対象に、設計や工法上の工夫、ポイントなどを簡潔にまとめ、写真や図を使って、わかりやすく紹介しており、今後の業務に役立つ実戦的な内容となっています。
目次
北海道/添別西の沢線―プレキャスト、カラマツ間伐材で省力化図る
青森県/袴腰山線―スギ間伐丸太を使って法面保護工を簡単施工
岩手県/舘折爪線・折爪岳線―環境、景観に配慮した2つの林道を整備
宮城県/青麻山線―山腹林道の敷設面積を最小限に抑え景観配慮
秋田県/岩城大内線―間伐材による法面保護「ユニ丸くん」を開発
福島県/鳥越鳥居峠線―林道を軸にした森林空間のひろがりを実現
茨城県/平野線―地域の石材を利用した練石積工で環境に配慮
栃木県/河原小屋三の宿線―丸太を使った法面緑化で9%コストダウン
群馬県/湯の沢線―高規格のふるさと林道で、急峻2村を接続
千葉県/鬼泪山線―高性能林業機械の導入を目的とした林道整備〔ほか〕