内容説明
台北・國立故宮博物院が所蔵する、中国歴代皇帝が収集した文物約70万点の中から選んだ逸品100点を、台湾発行の美しい故宮切手でご紹介!
目次
第1章 銅器(精緻な文様と装飾が美しい)
第2章 玉(天地人を貫く“皇帝”を表す)
第3章 書画(甲骨文字から芸術へと発展;書画一致で花鳥山水を描く)
第4章 陶磁(優れた焼成技術の「陶磁」)
第5章 文物(歴代皇帝が愛した多様な文物)
著者等紹介
福井和雄[フクイカズオ]
1947年、京都市生まれ。グリコ切手ブームの1957年から切手収集をはじめ、おまけの新中国切手や、父からもらった台湾切手を“宝物”とした。以来、中国切手全般の収集を続け、毎年1月に東京・目白の切手の博物館で「中国切手展」を開催している。台湾へは1972年から幾度も訪問。2005年4月から財団法人(現・公益財団法人)日本郵趣協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がんぞ
1
切手になっている台湾の国立故宮博物院の所蔵品を紹介していく、政権の正統性の証拠品だけに切手になっているものは多い。初期には日本印刷。英語ではchina Repubric、漢字で「國民華中」と右から書くのが1999年まで続いている。対岸との差別化だろうが、中華人民共和国RPCと21世紀には相互依存の経済交流を発展させていくことで、「一つの中国、一つの台湾」を実質、実現していく方策が取られたらしい。それを機に切手も大陸と同じに左から(民間の表記はおそらく1970年代には)。巻末に送料含めて千円ほどの通販ガイド2015/03/26