内容説明
問題解決手法の代表である「なぜなぜ分析」本来の目的とは、仕事の「あるべき姿」とのズレを見つけること。しかし、結果を急ぐあまりの思いつきや、論理に飛躍がある分析も多い。本書では、現場・現物・現象で徹底的に観察し、原理・原則によって問題発生のしくみを理屈付けしながら解いていく。体系的に、誰でも、いつでも、簡単にできる「なぜなぜ分析」の入門書。
目次
第1章 なぜなぜ分析とは(現場力の向上に役立つなぜなぜ分析;改善ストーリー ほか)
第2章 なぜなぜ分析の7ステップ展開(第1ステップ―工程・設備の絞込み(準備段階)
第2ステップ―現象の絞込み(準備段階) ほか)
第3章 分析するときの留意点とルール(不具合現象やなぜの要因は5W1Hで層別し、ミクロでとらえる;加工点での加工原理と原則は何かを考えるようにする ほか)
第4章 さらに進めたなぜなぜ分析(従来のなぜなぜ分析に関する進め方の問題;調査・検証を重視した進め方 ほか)
第5章 なぜなぜ分析実践演習帳(なぜなぜ分析の実践事例;「なぜ」を追求するための演習帳)
著者等紹介
小松正[コマツタダシ]
TPM総研副所長兼中小企業サポートセンター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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