製造業のPLMと技術経営(MOT)―売れる製品・サービスをつくるビジネスモデルと情報戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784889562491
  • NDC分類 336
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、PLMを軸に現代の技術経営者が考えなくてはならない、さまざまな問題を体系的に扱っている。アジア経済、中国の台頭、中国への進出、中央研究所のあり方、莫大や開発投資、ファブレス化、ネットワーク化、組織改革、売れる製品の開発、製品仕様の管理、製品情報とITの関係、提案型営業と製品仕様、イノベーション、コスト低減、製品のライフサイクル管理、製品にまつわるリスクの問題、為替問題―これらの問題を詳細に取り上げて、そのソリューションの融合と全体最適化を図っている。

目次

序章 日本の製造業はもうダメなのか?
第1章 製造業を取り巻く市場環境の変化
第2章 技術経営の意思決定戦略
第3章 PLMとスペックマネジメントの応用
第4章 PLMとイノベーションマネジメント
第5章 グローバル時代の意思決定戦略とリスクマネジメント
終章 MBAとMOT

著者等紹介

山田太郎[ヤマダタロウ]
ネクステック株式会社代表取締役社長。慶応義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現・アクセンチュア)で製造業のコンサルティングに従事。次いでオランダのバーン社日本法人設立に寄与。PwCコンサルティング(現・IBM BCS)製造業部門マネージャー、米国PTC本社副社長を経て現職。これまでに40以上の製造業の大規模業務改革やIT導入プロジェクトを指揮。ITの戦略と技術の両面に強く、かつ製造現場にも詳しい。著書は『製造業のPLM・CPC戦略』(JIPM)、『製造業のIT戦略と実践』(JIPM)他。東京大学大学院工学系研究科・工学部非常勤講師、PSLXコンソーシアム副代表、ビジネスモデル学会会員、技術経営会議会員、日本経営工学会会員、経営情報学会会員、日本情報処理学会会員
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感想・レビュー

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Y.m.Kim2

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『日本の技術経営が、いかに意思決定を行わない状況にあるか。経営資源の集中とリターンの確保が経営者の仕事なのに、意思決定を行うことなく、現場のオペレーションの強さに、企業の運命を任せてしまっていたのではないだろうか。意思決定を行うためには、情報がなくてはならない。さらに、リスクや意思決定の判断基準やパターンを揃えて、スムーズに意思決定できるためのオプションを想定した仮説検証型の経営が重要なのだ。何かことが起きてから、その場で意思決定の準備をするようでは遅い。』2014/09/20

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