内容説明
本書は、PLMを軸に現代の技術経営者が考えなくてはならない、さまざまな問題を体系的に扱っている。アジア経済、中国の台頭、中国への進出、中央研究所のあり方、莫大や開発投資、ファブレス化、ネットワーク化、組織改革、売れる製品の開発、製品仕様の管理、製品情報とITの関係、提案型営業と製品仕様、イノベーション、コスト低減、製品のライフサイクル管理、製品にまつわるリスクの問題、為替問題―これらの問題を詳細に取り上げて、そのソリューションの融合と全体最適化を図っている。
目次
序章 日本の製造業はもうダメなのか?
第1章 製造業を取り巻く市場環境の変化
第2章 技術経営の意思決定戦略
第3章 PLMとスペックマネジメントの応用
第4章 PLMとイノベーションマネジメント
第5章 グローバル時代の意思決定戦略とリスクマネジメント
終章 MBAとMOT
著者等紹介
山田太郎[ヤマダタロウ]
ネクステック株式会社代表取締役社長。慶応義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現・アクセンチュア)で製造業のコンサルティングに従事。次いでオランダのバーン社日本法人設立に寄与。PwCコンサルティング(現・IBM BCS)製造業部門マネージャー、米国PTC本社副社長を経て現職。これまでに40以上の製造業の大規模業務改革やIT導入プロジェクトを指揮。ITの戦略と技術の両面に強く、かつ製造現場にも詳しい。著書は『製造業のPLM・CPC戦略』(JIPM)、『製造業のIT戦略と実践』(JIPM)他。東京大学大学院工学系研究科・工学部非常勤講師、PSLXコンソーシアム副代表、ビジネスモデル学会会員、技術経営会議会員、日本経営工学会会員、経営情報学会会員、日本情報処理学会会員
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