内容説明
本書は、著者らが国内ではじめて火力発電用ボイラーにRBI/RBM(リスクベースインスペクション/リスクベースメンテナンス)を導入した経験をもとに、リスクの意味を考え、どのようにしたら実際の設備にRBI/RBMを適用し、効果を上げることができるかを考えたものである。
目次
第1章 RBI/RBMによって何が変わるのか?
第2章 リスクの考え方と対応
第3章 損傷は予測できるのか?
第4章 基準・ガイドラインの概要
第5章 RBI/RBMは実際にどのように実施されるのか?
第6章 RBI/RBMの適用事例と効果
第7章 RBI/RBMをより理解するためのQ&A
第8章 RBI/RBMに関連した参考文献・用語
著者等紹介
木原重光[キハラシゲミツ]
石川島播磨重工業基盤技術研究所所長。1970年早稲田大学大学院・理工学研究科修士修了。同年石川島播磨重工業入社、技術研究所金属部の研究員として高温強度の研究に従事。84年同部署課長、93年同研究所材料研究部部長。01年から現職。工学博士。金属学会、日本鉄鋼協会、腐食防食協会に所属
富士彰夫[フジアキオ]
石川島播磨重工業基盤技術研究所・構造研究部部長。1972年東北大学・工学部機械工学第2学科卒業。同年石川島播磨重工業入社。原子力事業部工作技術部、技術研究所金属材料部、管理部企画Gなどを経て、98年構造研究部部長代理。01年から現職。工学博士、技術士(金属部門)。日本機械学会、日本鉄鋼協会、日本材料強度学会、日本材料学会に所属
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