内容説明
日常のささやかな出来事を捉えて、いよいよ冴える感動深い第三随筆集。
目次
土手のスカンポ
坂の多い街、長崎
健康オタク
リンドバーグと蠅
タクトさん
歌、そして音楽
いま考えるのはよそう
アレキサンダーの夢(その一)
天才と凡人
狂気の沙汰も金しだい
星の砂
仏様のお弁当
母の白い桜
百八十羽の折鶴
千五百本のローソク
ぼくはレオちゃんである
割符としての象徴
父の夢
レオ君の初めての旅
サタンのつめ
震度と尺貫法
届いた三冊の花の本
消えた二つの白い家
私は百歳
富士山を追って
冷やしバナナ
下駄
アレキサンダーの夢(その二)
千の風になって
「気になる木」を見る
レオ君への手紙
サザンカの道
タヌキの訪問
アメジストの指輪
一葉の写真
著者等紹介
竹内浦子[タケウチウラコ]
1921年東京都に生まれる。1995年『四つ葉のクローバー』で第31回「日本随筆家協会賞」を受賞。日本随筆家協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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