内容説明
本書の内容は、実は感染症の専門家向けではなく、一般小児科医、小児科をローテート中の研修医、学校医・園医、保健担当者、看護師、薬剤師、検査技師、学校関係者、幼稚園、保育園関係者など、小児の診療、保健、予防などに携わる人すべてに向いている。ごく日常的な感染症の診断、治療に必要なことから、臨床の現場での対策(たとえば、隔離、登校、予防法)、地域全体の対策まで網羅されている。
目次
1 能動免疫と受動免疫(ワクチンに関する情報源;患者および保護者への情報 ほか)
2 特殊状況下における小児のケア(生物テロ;血液の安全:輸血由来感染の危険性の減少 ほか)
3 感染症のまとめ(放線菌症(アクチノミセス症)
アデノウイルス感染症 ほか)
4 抗菌薬および抗菌薬療法(抗菌薬の適正使用;抗菌薬の投与量 ほか)
5 抗菌薬予防投与(抗菌薬予防投与;小児の術後患者における抗菌薬予防投与 ほか)
付録
著者等紹介
岡部信彦[オカベノブヒコ]
国立感染症研究所感染症情報センター
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